台風は6月から11月にかけて発生しますが、最も多く日本に接近・上陸するのは8〜9月です。地域によって台風リスクの高い時期が異なります。
台風とは、北西太平洋で発生し最大風速が毎秒17.2m以上になった熱帯低気圧のことです。日本では一般的に6月から11月が「台風シーズン」とされていますが、実際には1年中発生する可能性があります。
台風の発生にはウォームプールと呼ばれる海面水温28°C以上の温かい海域が必要です。この条件が整う夏から秋にかけて、太平洋西部で台風が多く発生します。
| 月 | 平均発生数 | 日本接近数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 6月 | 約1.7個 | 少ない | 梅雨前線と合わせて大雨になることがある |
| 7月 | 約3.7個 | 中程度 | 本州上陸も年によってある |
| 8月 | 約5.9個 | 多い | 発生・接近ともに最多の月 |
| 9月 | 約4.9個 | 多い | 大型台風が多く上陸件数が最多 |
| 10月 | 約3.5個 | 中程度 | 秋台風は速度が速く急な対応が必要 |
| 11月 | 約2.3個 | 少ない | 沖縄・九州南部に影響することがある |
最も台風の影響を受けやすい地域です。6月〜10月にかけて長い期間、台風に備える必要があります。石垣島や宮古島などは年に複数回、暴風域に入ることがあります。
8〜9月が最も多く接近します。上陸後も台風が停滞したり、山地に当たって大雨をもたらすことがあります。高知・宮崎は年間降水量が多く、台風による豪雨リスクが高いです。
8〜10月が注意期間です。秋台風は移動速度が速く、広い範囲に暴風・大雨をもたらします。関東に上陸する台風は少ないものの、2019年の台風19号のような大型台風は深刻な被害をもたらしました。
熱帯低気圧に変わった後でも大雨をもたらすことがあります。特に8〜9月に注意が必要です。2016年には異例の4つの台風が相次いで北海道を直撃しました。
気象庁の台風情報では5日先までの進路予報が発表されます。予報円(白い円)は台風の中心がその円内に入る確率が70%の範囲を示します。予報円が大きいほど進路の不確実性が高いことを意味します。
暴風域は現在、風速25m/s以上の風が吹いている範囲です。暴風警戒域は今後5日以内に暴風域に入る可能性がある範囲で、この範囲に自分の地域が入ったら具体的な備えを始めましょう。