☔ 梅雨入り・梅雨明けはいつ?
地域別の時期と梅雨の特徴

最終更新: 2025年4月

梅雨は沖縄では5月上旬から始まり、北上して7月中〜下旬に東北で明けます。北海道には梅雨がありません。地域によって大きく異なる梅雨の時期を詳しく解説します。

目次
  1. 梅雨とは
  2. 地域別の梅雨時期一覧
  3. 梅雨のメカニズム
  4. 梅雨の天気の特徴
  5. 梅雨の生活アドバイス

梅雨とは

梅雨(つゆ・ばいう)とは、春から夏への季節の変わり目に、オホーツク海高気圧と太平洋高気圧の間に形成される停滞前線(梅雨前線)によってもたらされる長雨の季節です。日本・中国・韓国など東アジアに特有の気象現象です。

梅雨前線は南から徐々に北上し、沖縄から東北へと順番に梅雨の季節をもたらします。その後、太平洋高気圧が強くなって梅雨前線を北に押し上げると「梅雨明け」となります。

「梅雨入り」「梅雨明け」は気象庁が発表します。ただし速報値であり、後に見直されることがあります。

📋地域別の梅雨時期一覧

以下は気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)をもとにした梅雨の入り・明けの目安です。

地域梅雨入り(平年)梅雨明け(平年)期間
沖縄5月10日ごろ6月23日ごろ約44日
奄美5月11日ごろ6月29日ごろ約49日
九州南部5月31日ごろ7月15日ごろ約45日
九州北部・四国・中国6月5日ごろ7月19日ごろ約44日
近畿・東海6月6日ごろ7月19日ごろ約43日
関東甲信6月8日ごろ7月19日ごろ約41日
北陸6月12日ごろ7月24日ごろ約42日
東北南部6月12日ごろ7月24日ごろ約42日
東北北部6月15日ごろ7月28日ごろ約43日
北海道梅雨なし(蝦夷梅雨と呼ばれる長雨期間はある)
年によって梅雨入り・梅雨明けは1〜2週間前後することがあります。「平年より早い・遅い」の判断は気象庁の発表を参考にしてください。

🔬梅雨のメカニズム

梅雨をもたらす梅雨前線は、冷たいオホーツク海高気圧から来る北の空気と、温かく湿った小笠原高気圧(太平洋高気圧)から来る南の空気がぶつかる境界に形成されます。

この二つの気団の勢力が均衡しているときに前線が停滞し、長雨が続きます。南の湿った空気が流れ込むことで大量の水蒸気が供給され、激しい雨をもたらすことがあります。近年は梅雨期間中に「線状降水帯」が発生し、短時間に記録的な大雨になるケースが増えています。

🌧️梅雨の天気の特徴

太平洋側と日本海側の違い

太平洋側(東京・大阪・名古屋など)では曇りや雨の日が多くなります。一方、日本海側(金沢・富山・新潟など)では梅雨の雨は比較的少なく、夏の晴れ間が多い傾向があります。

「梅雨末期」の集中豪雨

梅雨の終わりに近づくと、前線活動が活発になり集中豪雨が発生しやすくなります。九州では梅雨末期の大雨が毎年のように発生しており、土砂災害・河川氾濫への警戒が必要です。気象庁が「線状降水帯」の発生を予告する情報にも注意しましょう。

空梅雨とは

梅雨前線が活発でなく、雨が少ない梅雨を「空梅雨(からつゆ)」と呼びます。空梅雨が続くと夏の水不足や農業への影響が懸念されます。逆に雨の多い梅雨は「陽性梅雨」と呼ばれます。

💡梅雨の生活アドバイス

梅雨の合間の「梅雨の晴れ間」は急激に気温が上がることがあります。熱中症に注意してください。