🌡️ 熱中症の危険な気温は何度から?
症状・対策・応急処置

最終更新: 2025年4月

気温28°C以上・湿度60%以上で熱中症のリスクが高まります。「暑いな」と感じる前にすでに体は危険な状態になっている場合があります。

目次
  1. 危険な気温・湿度の目安
  2. 暑さ指数(WBGT)とは
  3. 熱中症の症状と重症度
  4. 応急処置の手順
  5. 熱中症予防のポイント

🌡️危険な気温・湿度の目安

熱中症は「気温が高いから起きる」だけではありません。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温が下がりにくくなります。気温と湿度の組み合わせでリスクが大きく変わります。

28°C未満
ほぼ安全
通常の生活では熱中症のリスクは低い。激しい運動時は注意。
28〜35°C
警戒〜厳重警戒
激しい運動や屋外作業は要注意。こまめな水分補給が必要。
35°C以上
危険
屋外での運動・作業は原則中止。高齢者・子どもは特に注意。
気温湿度40%湿度60%湿度80%
25°Cほぼ安全注意警戒
28°C注意警戒厳重警戒
32°C警戒厳重警戒危険
35°C厳重警戒危険危険
室内でも締め切った部屋では気温・湿度が高くなります。エアコンを使用するか、こまめに換気してください。

📊暑さ指数(WBGT)とは

WBGT(Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)は、気温・湿度・輻射熱の3要素から熱中症リスクを数値化した指数です。環境省の「熱中症予防情報サイト」では全国の観測所のWBGTをリアルタイムで公開しています。

WBGT危険レベル目安
21未満ほぼ安全通常通りの活動が可能
21〜25注意激しい運動では休憩が必要
25〜28警戒積極的に休憩・水分補給
28〜31厳重警戒激しい運動は中止を検討
31以上危険屋外での運動・作業は原則禁止

⚠️熱中症の症状と重症度

重症度症状対応
Ⅰ度(軽症)めまい・立ちくらみ・筋肉のこむら返り・大量発汗涼しい場所へ移動・水分・塩分補給
Ⅱ度(中等症)頭痛・嘔吐・倦怠感・虚脱感・集中力低下医療機関への搬送を検討
Ⅲ度(重症)意識障害・けいれん・高体温(40°C以上)・皮膚が熱く乾燥直ちに救急要請(119番)
意識がない、呼びかけに反応しない場合はすぐに119番通報してください。水を無理に飲ませると誤嚥の危険があります。

🏥応急処置の手順

  1. 涼しい場所へ移動する — エアコンが効いた室内・日陰に移動させる
  2. 衣服を緩める — 首まわり・ウエストのボタンを外して通気をよくする
  3. 体を冷やす — 首・脇の下・太もものつけ根(太い血管がある部分)を氷や保冷剤で冷やす
  4. 水分・塩分を補給する — 意識がある場合は経口補水液・スポーツドリンク・塩水(水1Lに塩1〜2g)を飲ませる
  5. 症状が改善しない場合は救急要請 — 意識が戻らない・嘔吐・高体温が続く場合は119番

🛡熱中症予防のポイント

「少し涼しい日でも」安心は禁物。梅雨明け直後など体が暑さに慣れていない時期は特に注意が必要です。