大雪は短時間で交通を麻痺させ、停電・建物倒壊・歩行者の転倒など多くの被害をもたらします。雪に慣れていない太平洋側の都市では特に注意が必要です。
気象庁は地域によって大雪警報・注意報の発令基準が異なります。雪に慣れていない太平洋側の都市では少量の積雪でも警報が出ます。
| 警報・注意報 | 平野部(太平洋側) | 山地・豪雪地帯 |
|---|---|---|
| 大雪注意報 | 12時間積雪5cm以上 | 12時間積雪20cm以上 |
| 大雪警報 | 12時間積雪10cm以上 | 12時間積雪50cm以上 |
東京の場合、12時間で5cmの積雪で大雪注意報、10cmで大雪警報が発令されます。これはわずかな積雪でも交通機関が麻痺する太平洋側の都市の特性を反映しています。
| 地域 | 積雪の多い時期 | 年間最大積雪の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 11月〜4月 | 100〜300cm以上 | 長期間の根雪。除雪設備が充実 |
| 東北(日本海側) | 12月〜3月 | 100〜200cm | 秋田・山形は豪雪地帯 |
| 北陸・新潟 | 12月〜3月 | 150〜300cm以上 | 世界有数の豪雪地帯 |
| 長野・岐阜山間部 | 12月〜3月 | 100〜200cm | 内陸盆地でも大雪になることがある |
| 関東平野 | 1月〜2月 | 10〜30cm | 稀に大雪。少量でも交通混乱 |
| 東海・近畿 | 1月〜2月 | 5〜20cm | 数年に1度の大雪で都市機能が麻痺 |
大雪の予報を見るときは「積雪量」と「降雪量」の違いに注意してください。
気象庁の「雪の予報」では48時間先までの降雪量が地域ごとに発表されます。「大雪に関する情報」が発表されたら、すぐに備えを始めましょう。
また、南岸低気圧が発生した際は太平洋側の都市でも大雪になる可能性があります。低気圧が「関東の南海上」を通過する予報が出たら要注意です。