🗺 天気図・気圧配置の見方
高気圧・低気圧・等圧線と西高東低

最終更新: 2025年6月

天気図は「気圧の地図」です。高気圧・低気圧・等圧線・前線の意味がわかると、これから天気がどう変わるかを自分で予想できるようになります。基本の読み方を解説します。

目次
  1. 高気圧と低気圧
  2. 等圧線の読み方
  3. 前線の種類
  4. 代表的な気圧配置

🔵高気圧と低気圧

天気図の「H(高)」「L(低)」は気圧の山と谷です。周囲との気圧差で空気が動き、天気が決まります。

高気圧 H
下降気流・晴れ
中心で空気が下降し雲ができにくい。北半球では時計回りに風が吹き出す。
低気圧 L
上昇気流・雨
中心で空気が上昇し雲ができる。北半球では反時計回りに風が吹き込む。

つまり、高気圧に覆われると晴れ、低気圧が近づくと天気が崩れる、というのが基本の読み方です。日本付近では天気はおおむね西から東へ移っていきます。

〰️等圧線の読み方

等圧線は気圧が同じ地点を結んだ線で、ふつう4hPaごとに引かれます。線の混み具合から風の強さが読めます。

台風の天気図では等圧線が中心に向かって密集します。これが台風の強烈な風を表しています。

前線の種類

前線は、暖かい空気と冷たい空気の境目です。前線が通過すると天気や気温が大きく変わります。

前線記号特徴
寒冷前線▲が並ぶ短時間に強い雨。通過後は気温が下がる
温暖前線●が並ぶ広い範囲に弱い雨が長く。通過後は気温上昇
停滞前線▲と●が交互ほとんど動かず長雨に。梅雨前線・秋雨前線
閉塞前線▲●が一体低気圧の終わりに現れる

🧭代表的な気圧配置

西高東低(冬型)

冬の典型。西に高気圧、東に低気圧が位置し、縦じまの等圧線が並びます。冷たい北西の季節風が吹き、日本海側は雪、太平洋側は乾いた晴れになります。

南高北低(夏型)

夏の典型。南の太平洋高気圧に覆われ、蒸し暑い晴天が続きます。猛暑や熱帯夜の原因になります。

梅雨型(停滞前線)

本州付近に停滞前線(梅雨前線)が東西にのびます。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、長雨や大雨をもたらします。

気圧配置を知ると、季節ごとの天気の傾向がぐっと読みやすくなります。日々の予報と見比べてみましょう。