天気図は「気圧の地図」です。高気圧・低気圧・等圧線・前線の意味がわかると、これから天気がどう変わるかを自分で予想できるようになります。基本の読み方を解説します。
天気図の「H(高)」「L(低)」は気圧の山と谷です。周囲との気圧差で空気が動き、天気が決まります。
つまり、高気圧に覆われると晴れ、低気圧が近づくと天気が崩れる、というのが基本の読み方です。日本付近では天気はおおむね西から東へ移っていきます。
等圧線は気圧が同じ地点を結んだ線で、ふつう4hPaごとに引かれます。線の混み具合から風の強さが読めます。
前線は、暖かい空気と冷たい空気の境目です。前線が通過すると天気や気温が大きく変わります。
| 前線 | 記号 | 特徴 |
|---|---|---|
| 寒冷前線 | ▲が並ぶ | 短時間に強い雨。通過後は気温が下がる |
| 温暖前線 | ●が並ぶ | 広い範囲に弱い雨が長く。通過後は気温上昇 |
| 停滞前線 | ▲と●が交互 | ほとんど動かず長雨に。梅雨前線・秋雨前線 |
| 閉塞前線 | ▲●が一体 | 低気圧の終わりに現れる |
冬の典型。西に高気圧、東に低気圧が位置し、縦じまの等圧線が並びます。冷たい北西の季節風が吹き、日本海側は雪、太平洋側は乾いた晴れになります。
夏の典型。南の太平洋高気圧に覆われ、蒸し暑い晴天が続きます。猛暑や熱帯夜の原因になります。
本州付近に停滞前線(梅雨前線)が東西にのびます。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、長雨や大雨をもたらします。