☁️ 雲の種類は10種類
名前・特徴と天気の予兆の見分け方
最終更新: 2025年6月
空に浮かぶ雲は「十種雲形」という10種類に分類されます。雲の形と高さを知ると、空を見上げるだけで天気の変化をある程度読み取れます。雲の名前と予兆の見方を解説します。
☁️雲の基本「十種雲形」
世界気象機関(WMO)は雲を10種類に分類しています。これを「十種雲形(じっしゅうんけい)」と呼びます。できる高さによって、上層・中層・下層・対流(縦に発達)の4グループに分けられます。
| 分類 | 高さの目安 | 主な雲 |
| 上層雲 | 5〜13km | 巻雲・巻積雲・巻層雲 |
| 中層雲 | 2〜7km | 高積雲・高層雲・乱層雲 |
| 下層雲 | 地表〜2km | 層積雲・層雲 |
| 対流雲 | 下層〜上層 | 積雲・積乱雲 |
🌤上層の雲
巻雲
すじ雲
空高くにできる白い筋状の雲。氷の粒でできている。晴天が多いが天気変化の前ぶれにも。
巻積雲
うろこ雲・いわし雲
小さな粒が魚のうろこ状に並ぶ。秋に多い。広がると天気下り坂のサイン。
巻層雲
うす雲
空全体を薄く覆い、太陽や月に「かさ(暈)」を作る。雨が近いことが多い。
⛅中層の雲
高積雲
ひつじ雲
うろこ雲より大きな塊が並ぶ。崩れてくると天気が変わりやすい。
高層雲
おぼろ雲
空一面を灰色に覆う。太陽がすりガラス越しに見える。雨の前兆。
乱層雲
雨雲
厚く暗い灰色の雲。しとしとと長く雨を降らせる、いわゆる雨雲。
☁️下層・対流の雲
層積雲
うね雲・くもり雲
低い空に広がる塊状の雲。最もよく見られる雲。すぐに雨にはなりにくい。
層雲
きり雲
最も低い位置にできる霧のような雲。山にかかると霧になる。
積雲
わた雲
青空に浮かぶ綿のような雲。晴れの象徴だが、発達すると積乱雲に。
積乱雲
入道雲・雷雲
縦に大きく発達する雲。雷・ゲリラ豪雨・突風・ひょうをもたらす。
🔭雲でわかる天気の予兆
昔から、空や雲の様子から天気を予想する「観天望気(かんてんぼうき)」が知られています。代表的なものを紹介します。
- うろこ雲・ひつじ雲が広がる:低気圧や前線が接近。1〜2日後に天気が下り坂
- 太陽や月に「かさ」がかかる:薄い雲が増えている証拠で、雨が近いサイン
- 入道雲がもくもく発達:午後のにわか雨・雷雨・ゲリラ豪雨に注意
- 朝焼けが赤い:西から天気が崩れる前ぶれとされる
- 飛行機雲がすぐ消える:上空が乾いており晴れが続きやすい。長く残ると下り坂