初雪・初霜は冬の訪れを告げる気象現象です。地域によって時期は大きく異なり、北海道では10月に初雪が観測される一方、沖縄では雪はほぼ降りません。各地の初雪・初霜の目安と冬の準備を解説します。
| 都市 | 初雪の平年日 | 特徴 |
|---|---|---|
| 札幌(北海道) | 10月28日頃 | 日本で最も早い大都市の初雪 |
| 青森 | 11月12日頃 | 本州有数の豪雪地帯 |
| 秋田 | 11月17日頃 | 日本海側で降雪量が多い |
| 仙台(東北) | 12月4日頃 | 太平洋側だが積雪することも |
| 金沢(北陸) | 12月6日頃 | 日本海側の豪雪地帯 |
| 東京 | 1月3日頃 | 降雪は少なく積雪は年に数回 |
| 名古屋 | 12月16日頃 | 内陸の盆地で時折大雪も |
| 大阪 | 1月14日頃 | 降雪は少ないが積雪すると交通混乱 |
| 福岡(九州) | 12月25日頃 | 日本海からの影響で冬に雪が降ることも |
| 那覇(沖縄) | 観測なし | 沖縄本島では雪はほぼ降らない |
初霜(はつしも)は地面付近の気温が0℃以下に下がり、空気中の水蒸気が直接霜となって降りる現象です。初雪より早く観測されることが多く、農作物への被害を防ぐ目安として重要です。
初霜は放射冷却が強まる晴れた風の弱い夜に発生しやすくなります。農業では「初霜予報」に合わせて作物の収穫・防霜対策を行います。
雪が降るには、大気全体が0℃以下(または0℃付近)である必要があります。
一般に地上気温2〜4℃が雨と雪の境界線です。この気温帯では「みぞれ(スラッシュ)」として観測されることも多くあります。都市部では地面のアスファルトが放熱するため、気温0℃でも積雪しない場合があります。
冬型の気圧配置(西高東低)のとき、シベリアから流れ込む寒気が日本海で水分を吸収し、日本海側に雪をもたらします。山地に多く降る「山雪型」と平野部に多く降る「里雪型」があります。
太平洋側(東京・名古屋・大阪など)の雪は、南岸低気圧(太平洋上を進む低気圧)が接近したときに降ります。雪か雨かは低気圧の通り道と気温によって左右されます。
標高が高い山岳地帯は年間を通じて積雪します。立山・白馬などアルプスの山岳部では7〜8月でも残雪があります。