❄️ 初雪・初霜はいつ?
地域別の時期と冬の始まりの気象

最終更新: 2025年10月

初雪・初霜は冬の訪れを告げる気象現象です。地域によって時期は大きく異なり、北海道では10月に初雪が観測される一方、沖縄では雪はほぼ降りません。各地の初雪・初霜の目安と冬の準備を解説します。

目次
  1. 地域別の初雪の時期
  2. 初霜の時期
  3. 雪が降る気温・気象条件
  4. 雪の種類と天気パターン
  5. 冬の気象への備え

❄️地域別の初雪の時期(平年値)

都市初雪の平年日特徴
札幌(北海道)10月28日頃日本で最も早い大都市の初雪
青森11月12日頃本州有数の豪雪地帯
秋田11月17日頃日本海側で降雪量が多い
仙台(東北)12月4日頃太平洋側だが積雪することも
金沢(北陸)12月6日頃日本海側の豪雪地帯
東京1月3日頃降雪は少なく積雪は年に数回
名古屋12月16日頃内陸の盆地で時折大雪も
大阪1月14日頃降雪は少ないが積雪すると交通混乱
福岡(九州)12月25日頃日本海からの影響で冬に雪が降ることも
那覇(沖縄)観測なし沖縄本島では雪はほぼ降らない
初雪の時期は年によって2〜4週間程度のばらつきがあります。暖冬年は遅く、寒冬年は早く訪れます。

🌫初霜の時期

初霜(はつしも)は地面付近の気温が0℃以下に下がり、空気中の水蒸気が直接霜となって降りる現象です。初雪より早く観測されることが多く、農作物への被害を防ぐ目安として重要です。

10月上旬
北海道の初霜
北海道内陸部では10月に入ると初霜が観測されることがある。
10〜11月
東北・高冷地の初霜
東北・山間部では10月下旬〜11月に初霜が訪れる。
11〜12月
関東・近畿の初霜
東京・大阪周辺では11月下旬〜12月に初霜が観測される。

初霜は放射冷却が強まる晴れた風の弱い夜に発生しやすくなります。農業では「初霜予報」に合わせて作物の収穫・防霜対策を行います。

🌨雪が降る気温・気象条件

雪が降るには、大気全体が0℃以下(または0℃付近)である必要があります。

雨か雪かの境界線

一般に地上気温2〜4℃が雨と雪の境界線です。この気温帯では「みぞれ(スラッシュ)」として観測されることも多くあります。都市部では地面のアスファルトが放熱するため、気温0℃でも積雪しない場合があります。

🗺雪の種類と天気パターン

日本海側の雪(山雪・里雪)

冬型の気圧配置(西高東低)のとき、シベリアから流れ込む寒気が日本海で水分を吸収し、日本海側に雪をもたらします。山地に多く降る「山雪型」と平野部に多く降る「里雪型」があります。

太平洋側の雪(南岸低気圧)

太平洋側(東京・名古屋・大阪など)の雪は、南岸低気圧(太平洋上を進む低気圧)が接近したときに降ります。雪か雨かは低気圧の通り道と気温によって左右されます。

山間部の雪

標高が高い山岳地帯は年間を通じて積雪します。立山・白馬などアルプスの山岳部では7〜8月でも残雪があります。

🛡冬の気象への備え

雪は初雪から数日で本格的な積雪になることがあります。「初雪が降ったら冬の準備を始めるサイン」と考えましょう。