🌀 台風進路予想図・予報円の見方
白い円と警戒域の意味

最終更新: 2026年6月

台風シーズンによく見る進路予想図。白い円(予報円)や赤い線(暴風警戒域)には、それぞれ大切な意味があります。「予報円の外なら安全」という誤解をなくし、図を正しく読んで早めに備えるためのポイントを解説します。

目次
  1. 予報円とは
  2. 予報円が大きい・小さいの違い
  3. 暴風警戒域・強風域の意味
  4. 記号と用語の早見表
  5. 見るときの注意点

予報円とは

進路予想図にある白い円が「予報円(よほうえん)」です。これは、ある時刻に台風の中心が入ると予想される範囲を示しています。台風の中心は、この円の中のどこかに約70%の確率で進む、という意味です。

つまり、台風は予報円の中心(予想進路の線)を必ず通るわけではありません。円の端を進むこともあります。「予想された線の真上に来る」と思い込まないことが大切です。

予報円の中心を結んだ線が「予想進路」です。時間が先になるほど予報円は大きくなり、不確実性が増していきます。

🔍予報円が大きい・小さいの違い

予報円の大きさは、進路予想の「自信の度合い」を表します。

予報円の大きさ意味
小さい進む方向がほぼ定まっている。予想精度が高い
大きい進路が定まっていない。どちらに進むか不確実

予報円が大きいときは、進路が大きく変わる可能性があります。「自分の地域はコースから外れていそう」と早合点せず、最新の情報をこまめに確認しましょう。

予報円は時間とともに更新されます。半日〜1日ごとに最新の進路予想を確認することが重要です。

🟥暴風警戒域・強風域の意味

進路予想図には、円のほかに色のついた範囲が描かれます。これらは「風の影響が及ぶ範囲」を示しています。

名称意味
暴風域(赤い円)風速25m/s以上の暴風が吹いている、または吹くおそれがある範囲
暴風警戒域(赤い実線の外側)予報円内に台風の中心が進んだ場合、暴風域に入るおそれがある範囲
強風域(黄色い円)風速15m/s以上の強い風が吹いている範囲

大切なのは、暴風や大雨の影響は予報円よりずっと広い範囲に及ぶということ。予報円の外側でも、暴風警戒域に入っていれば十分に危険です。

📋記号と用語の早見表

記号・用語意味
白い円予報円(台風中心の予想範囲・確率70%)
×印各予報時刻の台風中心の予想位置
赤い円・赤線暴風域・暴風警戒域
黄色い円強風域
hPa(ヘクトパスカル)中心気圧。低いほど勢力が強い
m/s(メートル毎秒)風速。25m/s以上で暴風

気圧や風速の数字の読み方は 天気予報の読み方 もあわせてご覧ください。

⚠️見るときの注意点

台風が近づく前に、ハザードマップの確認・側溝の掃除・飛びやすい物の固定・備蓄の点検をしておくと安心です。