「今から出かけて濡れない?」「この雨いつ止む?」――そんなとき頼りになるのが雨雲レーダーです。色(青〜赤)が示す雨の強さ、雨雲の動きの読み方、外出や洗濯に役立てるコツをわかりやすく解説します。
雨雲レーダーは、気象レーダーで観測した「今どこで、どのくらい強い雨が降っているか」を地図上に色で表示したものです。気象庁の「ナウキャスト」をはじめ、多くの天気アプリやサイトで無料で見られます。
現在の雨だけでなく、数時間先までの予測を表示できるものが多く、外出のタイミングを決めるのにとても便利です。
雨雲レーダーの色は、1時間あたりの降水量(雨の強さ)を表します。色が濃く赤いほど激しい雨です。下の表で「その色がどれくらいの雨か」の目安をまとめました。
| 色 | 降水量(mm/h) | 雨の強さ・体感 |
|---|---|---|
| 緑色 | 1mm未満〜数mm | ごく弱い雨。ぱらつく程度で傘なしでもしのげることも(※緑を使うのはYahoo!天気・ウェザーニュースなど。気象庁は緑を使わない) |
| 水色・薄い青 | 1〜5mm | 弱い雨。傘があれば十分 |
| 青 | 5〜10mm | やや強い雨。地面に水たまり |
| 黄色 | 10〜20mm | 強い雨。ザーザー降り傘をさしても足元が濡れる |
| オレンジ | 20〜30mm | 激しい雨。傘が効きにくい |
| 赤 | 30〜50mm | 非常に激しい雨。道路が川のように |
| 紫 | 50mm以上 | 猛烈な雨。滝のよう。災害の危険 |
※色分けはサービスによって少し異なります。気象庁ナウキャストは「薄い水色→青→黄→オレンジ→赤→紫」。Yahoo!天気やウェザーニュースは弱い雨を緑色で表示します。数字(mm/h)を目安にすると迷いません。
緑色はもっとも弱い雨(1mm/h前後まで)を表します。ぱらつく程度で、短時間なら傘なしでも大きく濡れないことが多いレベルです。ただし緑が徐々に濃くなり水色・青へ変わっていくときは、雨が本降りになるサインなので早めに傘の準備を。
黄色は10〜20mm/hの「強い雨」です。ザーザーと音を立てて降り、傘をさしても足元やズボンの裾が濡れます。地面一面に水たまりができ、車のワイパーを速くしないと見づらいくらいの雨量です。黄色がかかっている間の外出は控えるか、丈夫な傘とレインシューズがあると安心です。
赤は30〜50mm/hの「非常に激しい雨」、紫は50mm/h以上の「猛烈な雨」です。滝のように降り、傘はほとんど役に立ちません。道路が川のようになり、アンダーパスや低い土地では冠水・浸水の危険が高まります。赤・紫が自分の地域にかかっているときは外出を控え、警報・避難情報を必ず確認してください。
雨雲レーダーは「再生」して動きを見ると、ぐっと役立ちます。
空の様子から天気を読む方法は 観天望気|空で天気を読む もあわせてどうぞ。
| シーン | 活用のしかた |
|---|---|
| 外出前 | これから雨雲が来るか、傘が必要かを確認 |
| 洗濯 | 数時間先まで雨雲が来ないか見て干すか判断 |
| 通勤・通学 | 雨雲が抜ける時間を見て出発を調整 |
| レジャー・屋外イベント | 雷雲(赤い急発達)の接近に注意 |
| 大雨のとき | 赤・紫の範囲と動きで危険度を把握 |
緑色はもっとも弱い雨(おおむね1mm/h前後まで)を表します。ぱらつく程度で、短時間なら傘なしでもしのげることが多いレベルです。緑は主にYahoo!天気やウェザーニュースで使われ、気象庁ナウキャストでは薄い水色から始まります。
黄色は10〜20mm/hの「強い雨」です。ザーザーと音を立てて降り、傘をさしても足元が濡れます。地面一面に水たまりができるくらいで、外出は控えめにしたいレベルです。
赤は30〜50mm/h、紫は50mm/h以上の猛烈な雨です。滝のように降って傘は役立たず、道路の冠水や低い土地の浸水の危険が高まります。外出を控え、警報・避難情報を必ず確認してください。
雨雲は基本的に西から東へ動きます。レーダーを再生して自分の場所から雨雲が抜けるタイミングを見れば、雨がいつ止むかの目安が分かります。予測表示に切り替えれば数時間先まで確認できます。