🌧️ 雨雲レーダーの見方
色の意味と外出前の活用法

最終更新: 2026年8月31日

「今から出かけて濡れない?」「この雨いつ止む?」――そんなとき頼りになるのが雨雲レーダーです。色(青〜赤)が示す雨の強さ、雨雲の動きの読み方、外出や洗濯に役立てるコツをわかりやすく解説します。

目次
  1. 雨雲レーダーとは
  2. 色の意味と降水量の目安
  3. 色ごとの意味をもっと詳しく
  4. 雨雲の動きの読み方
  5. 色と実際の雨がずれるとき
  6. シーン別の活用法
  7. 使うときの注意点
  8. よくある質問

🌧️雨雲レーダーとは

雨雲レーダーは、気象レーダーで観測した「今どこで、どのくらい強い雨が降っているか」を地図上に色で表示したものです。気象庁の「ナウキャスト」をはじめ、多くの天気アプリやサイトで無料で見られます。

現在の雨だけでなく、数時間先までの予測を表示できるものが多く、外出のタイミングを決めるのにとても便利です。

「ナウキャスト」は数十分先までを高い精度で予測する短時間予報です。急な雨に気づくのに役立ちます。

🎨色の意味と降水量の目安

雨雲レーダーの色は、1時間あたりの降水量(雨の強さ)を表します。色が濃く赤いほど激しい雨です。下の表で「その色がどれくらいの雨か」の目安をまとめました。

降水量(mm/h)雨の強さ・体感
緑色1mm未満〜数mmごく弱い雨。ぱらつく程度で傘なしでもしのげることも(※緑を使うのはYahoo!天気・ウェザーニュースなど。気象庁は緑を使わない)
水色・薄い青1〜5mm弱い雨。傘があれば十分
5〜10mmやや強い雨。地面に水たまり
黄色10〜20mm強い雨。ザーザー降り傘をさしても足元が濡れる
オレンジ20〜30mm激しい雨。傘が効きにくい
30〜50mm非常に激しい雨。道路が川のように
50mm以上猛烈な雨。滝のよう。災害の危険

※色分けはサービスによって少し異なります。気象庁ナウキャストは「薄い水色→青→黄→オレンジ→赤→紫」。Yahoo!天気やウェザーニュースは弱い雨を緑色で表示します。数字(mm/h)を目安にすると迷いません。

赤や紫が自分の地域にかかっているときは、冠水・低い土地の浸水に注意。無理な外出は避けましょう。

🔍色ごとの意味をもっと詳しく

緑色はどれくらいの雨?

緑色はもっとも弱い雨(1mm/h前後まで)を表します。ぱらつく程度で、短時間なら傘なしでも大きく濡れないことが多いレベルです。ただし緑が徐々に濃くなり水色・青へ変わっていくときは、雨が本降りになるサインなので早めに傘の準備を。

水色・青はどれくらいの雨?

水色は1〜5mm/hの「弱い雨」で、傘があれば十分しのげます。青は5〜10mm/hの「やや強い雨」で、地面に水たまりができ、折りたたみ傘だと肩やカバンが濡れます。青がかかっている時間帯の外出は、普通サイズの傘を持って出るのが安心です。

オレンジ色はどれくらいの雨?

オレンジ色は20〜30mm/hの「激しい雨」です。バケツをひっくり返したように降り、傘をさしても全身が濡れます。地面からの跳ね返りで足元がびしょ濡れになり、車のワイパーを最速にしても前が見えづらくなります。オレンジがかかっている間は外出を見合わせ、雨雲が抜けるのを待つのが安全です。

黄色はどれくらいの雨?

黄色は10〜20mm/hの「強い雨」です。ザーザーと音を立てて降り、傘をさしても足元やズボンの裾が濡れます。地面一面に水たまりができ、車のワイパーを速くしないと見づらいくらいの雨量です。黄色がかかっている間の外出は控えるか、丈夫な傘とレインシューズがあると安心です。

赤・紫はどれくらいの雨?

赤は30〜50mm/hの「非常に激しい雨」、紫は50mm/h以上の「猛烈な雨」です。滝のように降り、傘はほとんど役に立ちません。道路が川のようになり、アンダーパスや低い土地では冠水・浸水の危険が高まります。赤・紫が自分の地域にかかっているときは外出を控え、警報・避難情報を必ず確認してください。

➡️雨雲の動きの読み方

雨雲レーダーは「再生」して動きを見ると、ぐっと役立ちます。

空の様子から天気を読む方法は 観天望気|空で天気を読む もあわせてどうぞ。

🌀色と実際の雨がずれるとき

色がついているのに雨が降らない

上空で雨粒が発生していても、乾いた空気の層を通る間に蒸発して地上に届かないことがあります(「雨足が地面に届かない」状態)。また、レーダーの電波が山や高い建物に反射して、雨がないのに色がつく「地形エコー」も原因のひとつです。色が弱い(緑〜水色)のに空が明るいときは、届いていない可能性が高いです。

色がないのにぱらついている

1mm/h未満のごく弱い雨や霧雨は、レーダーの表示対象外で色がつきません。「レーダーは真っ白なのに濡れる」ときはこのケースです。数分先に色が現れることもあるので、動きの予測表示も合わせて見てください。

迷ったらレーダーの色+窓の外の空+雨音の3つで判断すると外しにくくなります。

📱シーン別の活用法

シーン活用のしかた
外出前これから雨雲が来るか、傘が必要かを確認
洗濯数時間先まで雨雲が来ないか見て干すか判断
通勤・通学雨雲が抜ける時間を見て出発を調整
レジャー・屋外イベント雷雲(赤い急発達)の接近に注意
大雨のとき赤・紫の範囲と動きで危険度を把握

⚠️使うときの注意点

雨雲レーダー+警報+空の観察を組み合わせれば、急な雨や危険な大雨に早く気づけます。

よくある質問

雨雲レーダーの緑色はどれくらいの雨ですか?

緑色はもっとも弱い雨(おおむね1mm/h前後まで)を表します。ぱらつく程度で、短時間なら傘なしでもしのげることが多いレベルです。緑は主にYahoo!天気やウェザーニュースで使われ、気象庁ナウキャストでは薄い水色から始まります。

黄色はどれくらいの雨ですか?

黄色は10〜20mm/hの「強い雨」です。ザーザーと音を立てて降り、傘をさしても足元が濡れます。地面一面に水たまりができるくらいで、外出は控えめにしたいレベルです。

オレンジ色はどれくらいの雨ですか?

オレンジ色は20〜30mm/hの「激しい雨」です。バケツをひっくり返したように降り、傘をさしても全身が濡れます。地面からの跳ね返りで足元がびしょ濡れになり、車の運転では視界が悪くなります。外出は見合わせるのが安全です。

レーダーに色がついているのに雨が降らないのはなぜ?

上空の雨が地上に届く前に蒸発する状態や、レーダーが山・建物の反射をとらえる「地形エコー」が原因です。逆に1mm/h未満の弱い雨は色がつかず、色なしでもぱらつくことがあります。実際の空も合わせて確認してください。

赤や紫はどれくらい危険ですか?

赤は30〜50mm/h、紫は50mm/h以上の猛烈な雨です。滝のように降って傘は役立たず、道路の冠水や低い土地の浸水の危険が高まります。外出を控え、警報・避難情報を必ず確認してください。

雨がいつ止むか分かりますか?

雨雲は基本的に西から東へ動きます。レーダーを再生して自分の場所から雨雲が抜けるタイミングを見れば、雨がいつ止むかの目安が分かります。予測表示に切り替えれば数時間先まで確認できます。